車のエアコンのONとOFFの 機能は必要？

 

みなさんこんにちは！

冬本番の到来で、すっかり寒くなってきましたね。体調管理に注意して、暖かくお過ごしください。

 

前回は道路看板について記載させていただき、続きの「その②　〜見方編〜」　を記載していこうと思っていたのですが…、

今回は冬本番の到来と言うことで、車の中もとても寒くなっており、エアコンを使う機会が増えるはずなので、カーエアコンについてのお話をしていきたいと思います。（タイムリーだとおもいまして(^^)）

 

私　「エアコンのスイッチ入っているから切るよー？」　(A/Cボタンをポチっと押してエアコンを切りました)

 

友人　「え？　やめてよ寒くなるから切らないでよ」　(再びA/Cボタンが押され、エアコンがONになりました)

 

私　「ん？　いやいや、あまり意味ないし燃費悪くなるから切ったほうがいいよ」

(また再びA/Cボタンを押し、エアコンを切りました)

 

友人　「え？　何で？　やめてよ、エアコン切ったら寒くなるし、嫌がらせ？」

(またまた再びA/Cボタンが押され、エアコンがONになりました)

 

私　「いやいや…、寒い時はA/C切ったほうがいいんだよ…」

 

友人　「エアコンはエアコンだろ、付けないと暖かくならないだろ？」

 

私　「確かにそうなんだけど、それなら車のエアコン(A/C)のONとOFFの機能っていらなくなるよね？　エアコンなら付けた時から最初からONになっていればいいってことになるから…、なら何でカーエアコンはONとOFFがあるのさ？」

 

友人　「え？　エアコンだろ？　ん？」

 

私　「そうだよね、車のエアコンはそもそもなんだけど、、、」

 

 

と言った感じに私はカーエアコンについての話を友人にしていきました。

そうなのです、車のエアコンはONとOFF機能があり、OFFにしても風は出ている状況になります。

(エアコン本体のOFFボタンは別にありますね)

 

普段何気なく使っている車のエアコンですが、A/Cスイッチの意味や効率的な使い方など、知らないことも多いと思います。

教習中でもお客様に聞かれたこともありますし、ちなみに私も友人と同じ考えだった時もあり、A/CをONにしていました。

 

ではここから、車のエアコンの仕組みなど、基本的な使い方、燃費に良い使い方などを紹介していきたいと思います。

家庭用エアコンと同じく、車にも冷房と暖房の機能はついていますが、車の暖房は家庭用エアコンとは違った仕組みで温かい風を出しています。

 

まず、冷房は、「液体が気体になる時に、周囲の熱を奪って冷たくなる」という性質を利用しています。車のエアコンをONにすると、エアコンのシステム内部で冷媒と呼ばれるエアコンガスが循環します。

この冷媒を、「気化→液化→気化」と変化させることによって、冷たい風を出しています。　

 

では、家庭用のエアコンの暖房は、基本的に冷房と反対の流れで温かい風を出します。

しかし車の暖房は、「エンジンの熱」を利用して車内を温めると言うことです。車はエンジンをかけると、熱が発生し、どんどん温度が上昇します。　

 

そのまま放置すると故障してしまうので、

ラジエーター液という冷却水を使ってエンジンを冷やしています。

 

車の暖房は、エンジンを冷やしたラジエーター液にファンの風を当てることで温風を出しているのです。

暖房は、車を発進させることで自然と発生するエンジンの熱を再利用しているため、燃費にはあまり影響がありません。

 

 

A/CスイッチのA/Cとは、「エアコンディショニングシステム」という意味で、冷房と除湿機能のONとOFFを切り替えるスイッチです。

A/CスイッチをONにすると、コンプレッサーが動き、冷房システムが作動するので、車内に冷たい風が送られます。

 

しかし、A/CスイッチをOFFにした場合、コンプレッサーが動かないため、冷たい風が出るのではなく、送風モードになります。

夏に、「エアコンをつけているのに、風がぬるい」 「冷房が効かない」といった場合、このA/CスイッチがONになっていないことがありますので、A/Cスイッチを一度確認してみてください。

 

同じ温度でも、真夏と真冬での風の温度の感じかたは全然違いますよね。

…と言った具合に私はカーエアコンについての話を友人にしていきました。

 

これからまだ寒い時期が続きますので、エアコンの効率的な使い方で、身体にも燃費にも優しく温かくなっていきたいですね。

また暑い時期になりましたら、エアコン周辺のスイッチのお話が出来たらなと思います。

 

では次回は、道路看板についての続きを記載していきたいと思います。