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T-codeチーフのつぶやき(駐車編)vol.3

ペーパードライバーは駐車が苦手? 〜実践編②〜

 

こんにちは!

前記事 〜実践編①〜 の「右バック」駐車の練習はいかがでしょうか?

多少難しいかもしれませんが、沢山練習しコツを掴んでくださいね!

 

今回は後編の 〜実践編②〜と言うことで、「左バック」です。

前回と同様に駐車場の進行方向に対して左側に駐車することを、「左バック」と言います。

駐車イメージとしては、「右バック」の真逆の動きになります。

(とは言っても、やはり見え方や動きの違いがありますね)

この駐車の動きを、Tコードスクールでは、「右バック」同様に「4つの行程」に分けて練習していきます。

 

 

では最初の①番!

自車を停めたい駐車スペースの左側のラインに、ご自身の左肩を直角に合わせ、ラインの先端から車体の距離を50cmくらいに近づけていきます

ここでのポイントは、自身の顔ではなく肩を出来るだけ直角に合わせ、50cmぐらいまで近づけていくことです。

しかし「左バック」の場合、50cmの距離が分かり辛いです。

「右バック」は運転席が右側にあるので、距離感は分かりやすいのですが、

「左バック」は車体左側から50cm になりますので、この距離感を掴むのがやや難しいかと思われます。

左サイドミラーで50cmの距離感を掴んでみてもいいのですが、少しでも車体の角度がついていると、ミラーでの見え方が全く違くなってしまいます…。 

(50cmの距離感は、練習段階では車から降りて直接見て覚えてもいいと思います)

 

ここで更にやってしまいがちなのが、顔に左ラインの先端を合わせてしまうということです。

「左バック」駐車の練習になると、ほとんどの方が、前傾姿勢になってしまいます。

やはり運転席が右側にあるので、左側を見ようとすると、無意識のうちに前傾姿勢になっていることがあり、顔に左ラインの先端を合わせてしまうのです。

これだと少し手前から始まることになってしまいますので…

 

ここでのポイントがもう1つ、

Bピラー辺りに左ラインの先端を合わせるということです。

Bピラーとは、車体中央部に位置する柱のことです。

前後にドアのあるクルマであれば、そのドアの間、後部ドアの付け根にある柱がBピラーです。

(センターピラーと呼ばれることもあります)

ご自身の肩は普通に運転される際に、多少体格差もありますが、だいたいこのBピラー辺りにありませんか?

ここを目標にすれば、左ラインの先端を合わせやすくなるはずです!

 

 

それでは①番終了です。

 

では次に②番です!

ハンドルを右に全開に回して右前方に前進していきます。自車のフロント(前側)を反対側に向けていき角度をつけますので、必ずハンドルを全部右に回して下さい。

やはりここで注意したいのが、「右バック」同様、前方に出る前に必ず後方の確認をしてください。

 

後方確認が出来ましたら、右前方に出ていきます。そのまま前に出つつ、前方に駐車してある他車や壁などに注意をしていきます。

この時、どこまで前方に行くか?

 

ここでのポイントは、

やはり自車が45°〜50°くらいになるまで前方に出て角度を作ること。

今回は運転席が前方に駐車してある他車や壁などにどんどん近付きますので、この角度は掴みやすいと思います。

角度が45°〜50°くらいになったと思ったら、そのまま左サイドミラーを見てください。

左サイドミラーを見ると、自車が停めたい駐車スペースの左ラインの先端があるのがわかるはずです。

この左ラインの先端と左ミラーに写っている自車の車体がミラーの中での1cmくらいまで近づけていきます。

 

 

 

ここでのポイントがもう1つあります!

それは、この行程を前傾姿勢になりながら行うと言うことです。

普通の姿勢のまま進めると、左ミラーに写るはずの左ラインの先端がギリギリまで見えてきません。

ですので、前傾姿勢になりながら左ミラーに写ってくる左ラインの先端を探してあげてください! (これ結構大事ですよ)

 

続いて③番!

この行程は少しコツがいります。

 

ハンドルを真っ直ぐに戻し、シフトレバーを「R」にします。

そのまま真っ直ぐバックをしていきますが、この時どこまでバックするのか?

②番の行程で左ミラーを見て、なおかつ前傾姿勢のまま終了していますよね? 

 

その前傾姿勢のまま左ミラーを見ながらバックすると、左ミラーに写っている左ラインがミラー手間に消えていくのが目視で分かると思います。

この左ラインが全て消えるまでバックしましょう。

ここは「右バック」では右のラインの延長線上に自車の右後方お尻がくるまで下がります、と言っていました。

「左バック」でも同じく、この左ラインが消えたところが左のラインの延長線上に自車の左後方お尻が来ているはずです。

(練習段階では車から降りて直接見て覚えてもいいと思います。)

 

 

 

 

 

ここでのポイントは、

行程の②で終了した、前傾姿勢のままバックを行うと言うことです。

みなさんやってしまいがちなのが、

行程②が終了すると少し安心するのか、前傾姿勢をやめてしまい、普通の姿勢に戻ってしまいます。

行程③を始まる時に記載した通り、

この行程は少しコツがいりますので、

姿勢によっての左ミラーでの左ラインの見え方の違いを繰り返し行っていただきコツを掴んでください!

左ミラーに写っているライン消えるまでバックしたら、③番は終了です!

 

そして最後の行程、④番!

(ここはほぼ「右バック」と同じです)

最後はハンドルを左に全開に回して、そのままバックします。 

バックしていくと、どんどん車体が枠の中に入っていくのがわかります!

 

ここまで来るとほとんど入ったも同然!

左右のサイドミラーをよく見て、駐車スペースの枠ラインと車体を平行にしましょう。

 

平行になったらハンドルを真っ直ぐに戻し、後方を注意しながらそのままバックし、駐車スペースに入れていきます。

車止めが無い場合は後方をしっかり注意してください。

 

 

 

 

 

ここでのポイントは、必ず左右のサイドミラーを見ながら車体と駐車スペース枠ラインを平行にしていくということです。

片方のサイドミラーだけで平行にしようとすると、結構難しいです…。

これで駐車スペース枠には入ります!

「右バック」同様にここで少しおさらいですが、

①番〜④番の行程で共通して言えることがあります。

それは、ハンドルが真っ直ぐか左右どちらか全開に回した状態で動いているか、です。

 

ハンドルを中途半端に回して動いたり、全開に回して動いている状態でハンドルを戻したりすると、ポイントが分からなくなり余計におかしな事になってしまいます…

必ずハンドルは真っ直ぐか、左右どちらか全開に回している状態で動くか、と言うことが大事になってきます!

そして、みなさんやってしまいがちなのが、

最後の行程④で、ハンドルを逆に回してしまうということです。

 

「右バック」は最後は必ず「右」

「左バック」は最後は必ず「左」

 

と覚えてください!

これ間違えると、今までの行程をしっかり行ってきたのが、最後に勿体ないですよ…。

 

それでは次に枠の中心へ戻す方法の

微調整」を記載していきたいと思いますが、

次回の記事にしたいと思います。

 

「左バック」も沢山練習し、精度を上げてくださいね!!

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