どうして首都高講習を初回で行うことが出来ないのか?
時々こんなご要望がきます。
「普段運転しているので、首都高だけお願いしたいのですが・・・」
もちろん運転レベルが首都高行けるレベルでしたら問題ありません。
だた私たちが「その運転を見ていない」だけなのです。
インストラクターからの指示が通じない
まず、私たちが懸念しているのはインストラクターからの指示が通じない事です。
例えば左折の巻込み確認ですが、「1,2,3」という言い方をします。
初めて聞くと「は~?」だと思います。
車線変更する時も「1,2,3」を使います。
T-codeスクールの講習内容は、まず座学を行ってから実地をすぐ行います。
もちろん「多車線走行」の項目でもそうなのですが、一旦走行が始まると停まって説明ができません。
走行しながらのアドバイスになりますので、「多車線走行」までの文言が走行中通じなかった時のリスクがある訳です。
カリキュラムの基本
多車線走行までは路肩などに停車して教本や車のおもちゃなどを使って、これから何をやるのかを説明します。
できるだけ分かりやすく、ホワイトボードや車のおもちゃを使って理解できるまでご説明いたします。
当然これから何をやるのかがわからないと始めることはありません。
それから今さっき、教本やホワイトボードで説明した事を実践で行います。
その時に、T-codeスクール特有の分かりやすい単語を使います。
その方が、受講生様とインストラクターのコミュニケーションが取りやすいんですね。
また、基本的に説明した事以外はやらないようにしています。
初心者なのに説明してないのにできるとは考えてないからなんです。
なので、基本的には説明した項目の教習を行います。
多車線走行ではパニックになる可能性も
それが多車線走行になると、そこそこの速度域の中の指示になります。
インストラクターからの指示を理解して運転(ハンドルワークや速度管理)にすぐに反映させることは難しいと考えています。
基礎からみっちりやってもパニックになりやすいのが「首都高講習」です。
多車線走行とはまた違う速度域の中の指示を理解して運転操作に反映させなければいけません。
これはなかなかの難易度だとおもいます。
インストラクターからの指示を理解できなくて、エラー(操作の失敗)すると取り返しがつかない事故になりかねません。
それを私たちは懸念しているわけです。
ご理解いただけましたでしょうか?
レベルチェック
かといって、普段運転している方に基本からみっちり講習を行うというこでもないと考えています。
ただ、最初の3時間程度でT-codeスクールのカリキュラムを一気にチェックさせていただきます。
スムーズに終われば次回、首都高講習に行くことが可能です。
しかし、ほとんどの受講生様はどこか自己流になっており、安全確認ができていない箇所かでてきます。
それはそれでしっかりやっておかないと後々、事故につながる可能性が高くなります。
その場合は、出来ていない項目をしっかりと身に付けていただいてからの首都高講習になります。
まとめ
以上のような理由で、初回3時間での首都高講習は行うことができないのです。
ご理解いただけましたでしょうか?
ただ、できるだけ時間を掛けないようにして目標までサポートいたしますので、ペーパードライバー講習ならT-codeスクールにお任せください!
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